
「デング熱」という言葉を聞いたことはありますか?
ニュースや周りの人から耳にしたことはあるけれど、実際どんな病気なのかよく分からないという方も多いと思います。
この記事では、デング熱の基本、気をつけるべきサイン、そして万が一感染した場合の対処法について分かりやすく解説します。
デング熱は「デングウイルス」によって引き起こされる感染症で、ネッタイシマカという蚊が媒介します。
主な症状は以下の通りです。
日本のような非熱帯地域では珍しい病気ですが、東南アジアなどの熱帯地域では雨季を中心に日常的に発生しています。
インドネシアでは、
と、深刻な状況が続いています。
デングウイルスは主に 血小板と白血球 を攻撃します。
(1) 血小板が減ると何が起こる?
血管は日常的に細かい傷や漏れが生じていますが、通常は血小板がそれを修復します。
しかし血小板が減ると、
→ 血漿漏出が進むと、重度の脱水や臓器障害を引き起こすことがあります。
さらに、脳内など限られた空間に漏れが溜まると、脳圧上昇による致命的な状態に至る危険もあります。
(2) 血が濃くなる危険性
血漿が漏れると血液は濃縮し、流れが悪くなります。
結果として、全身への酸素供給が妨げられ、多臓器不全のリスクが高まります。
(3) 免疫力の低下
白血球も減るため、サルモネラなどの他の感染症にかかりやすくなる点も注意が必要です。
軽症で済む人も多く、気づかないまま治るケースもあります。
しかし一方で、適切な治療が遅れると死亡率は約20%に達すると言われています。
医療機関で適切に管理すれば死亡率は 2〜5% に下がり、
さらに早期の受診・検査ができれば1%未満にまで低下します。
デング熱の典型的な症状は 突然の発熱 です。
などがあれば、早めに検査を受けることが大切です。
デング熱の熱は 「一度下がってまた上がる」 二段階の経過をとることがあります。
この「熱が一旦落ち着く時期」が危険で、多くの人が「治ってきた」と勘違いして受診をやめてしまいます。しかし実際には、熱が下がった直後が『危険期(クリティカルフェーズ)』の始まりで、血小板が急激に下がり始めることが多い時期です。初期の発熱は通常 2〜3日間 続きます。
*デング熱の検査には何がある?
デング熱は血液検査で確認できます。デング熱の段階によって最適な検査が異なります。
① デング抗原検査(NS1)
② IgM抗体検査
③ 血液検査(血小板・白血球数)
CDC(アメリカ疾病対策センター)は、熱帯地域を旅行して発熱した人は、発熱0〜7日目で抗原検査・抗体検査の両方を行うべきとしています。Nusa Medica Clinicでは、これらの検査が利用可能です。
まずは医師の診察を受けることが必須です。
症状の重さや検査結果に応じて、
のいずれかが選択されます。
デングウイルス自体は 「自己限界性(自然に消える)」 のウイルスで、通常 7日ほど で活動が弱まります。
治療の目的は、ウイルスが消えるまでの間に命に関わる合併症を防ぐことです。
医師は定期的な検査と症状の評価を行い、
などを行います。
媒介するのは ネッタイシマカだけです。
予防の基本は蚊に刺されないこと:
現在、デング熱のワクチンがあり、
ワクチンは4種類のデングウイルスすべてに対応し、長期的な免疫を獲得できます。
効果としては、
ことが確認されています。
Nusa Medica Clinic 全クリニックにて接種が可能です。
旅先では、緊急時の連絡先を手元に控えておくのが安心です。
24時間対応コールセンター電話番号:+62 81 808 811 911
万が一の際にも、すぐに対応が受けられます。


